ファレンデス 流れおちるもの

こちらも花阿彌ヨーロピアンデザインコース1期生の卒業試験作品です。テーマは、“流れ落ちるもの”。重たい花が、まるで滝のように落下する様を表現しています。
製作して下さったのは、木村昌絵さん。前に登場したミホちゃん同様、自宅での教室から通って下さるベテランさんです。木村さんは、仕事と家庭を両立させている知的な女性。最初に花展を開いた時には、さりげなく資料の作成を手伝って下さりありがたかった思い出があります。花のレッスンを始められるきっかけは、産休を取られ時間が出来たことだったそうです。その後、仕事に復帰されてもお花は続けて下さり、クリスマスには、お子さんと手作りリースのレッスンを楽しまれました。そのお嬢さんは、なんと大学に進学されたとのこと。月日の経つ早さをしみじみ感じながら、昔話に花を咲かせました。そんなお嬢さんから、「お母さん、こんなにお花を続けているから、私の結婚式にはすごいブーケが作れるね」というお言葉があったそうです。もちろん!その時は、お母さんと一緒に頑張ります!!

更新日: 2010.04.18 (Sun)


グリーンカラー

こちらは、花阿彌ヨーロピアンデザインコース1期生の杉浦三保子さんの作品です。長かった144回の花阿彌のレッスンを終了され、4月5月は認定試験を行っています。ゲシュテックで選ばれた杉浦さんのテーマは、花の重心を高く、下部の茎を静的に配置する“高く挿された”というもの。NFD2級の出題テーマにもなっています。グリーンのカラー、ミリオンバンブー、夕霧草にグリーンベル。この季節にピッタリのグリーンアレンジになりました。
ミホちゃんとの出会いは、生徒さんの結婚式に出席させていただいた時。艶やかな振袖姿が今でも思い出されます。その後、自宅での教室に通って下さり、ミホちゃんの結婚式では、乾杯のご挨拶までさせていただきました。大好きなタイのジムトンプソンで購入したタイシルクで、素敵なドレスをオーダーされ、私はタイをイメージして蘭や、グリーンネックレス、ベゴニアなどでブーケをデザインしました。他にも、何百本もワイヤリングで組んだジャスミンブーケや、クリスマスシーズンに合わせて沢山の暖色系のバラたちを集めたリース風のブーケなど、色々打ち合わせしたことが懐かしいです。オシャレなこだわりがいっぱいの魅力的な女性です。

更新日: 2010.04.18 (Sun)


大輪の芍薬たち

こちらは花阿彌ヨーロピアンコース受講の深津陽子さんのレッスン作品です。オランダ柳の骨組みは、器からまるで竹馬のように飛び出し、豪華な芍薬の花たちを交差状に配置します。日本の屏風絵を思わせるようなこの作品は、希花亭ではこの季節定番の花阿彌レッスンです。いつ見ても素敵です。陽子さんは、以前ご紹介したAMPLIRのオーナーさん。モデルをされたいたという陽子さんは、とてもスリムで優美な女性。昔から、立てば芍薬座れば牡丹…と言うけれど、なんだか陽子さんにピッタリです。

更新日: 2010.04.14 (Wed)



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