6/29（日）、希花亭にて公認スクール主催、2級3級のフラワーデザイナーの試験がありました。皆さん、この日の為に一生懸命練習してこられた方ばかり。私は、審査員と試験官の両方を兼ねていたので、全員がお花に真剣に向き合いながら
美しい作品を仕上げようとする過程をずっと見守っていました。特訓の間は、「なんで上手に出来ないんだろう」「試験、やめておけばよかった」「いつも同じ作品ばかり、他のレッスンの方は楽しそうでいいなぁ」…きっといろんな思いがあったはず。でも、皆さんこのレッスンを始める前より確実に、技術面でも精神面でも成長されたことが、今回の作品に表れていました。大きな喜びは、苦しい思いを乗り越えたからこそ感じるものなのですね。お疲れさまでした。

更新日： 2008.06.30 (Mon)

撮影しながら、藤範さんが「普段は自宅で、主人やお友達が観てくれるだけなので、こうやってたくさんの人に観ていただけて嬉しいです。」と言って下さいました。
そうなんです。私の目指すレッスン日記はこういうことなのだ…と改めて思いました。
この教室にいない方も、忙しくてお休みされている方も、このページを観ながら花を楽しんでもらえたり、ちょっと勉強になったり、そして作品の発表の場となっていく…何だかもう一つの教室が出来た気分です。
これからも、どんどんたくさんの方に登場していただきます。

更新日： 2008.06.24 (Tue)

花阿彌のレッスンをとても気に入って下さる藤範さんの作品です。
落水という和紙で長方形の板を作り、それを突き破るように花がアレンジされています。この日の仕入れは１５パターン程あり、どのコースも素敵になるよう花選びが大変でした。その中でもこの作品は、彼女お一人だったので、何のお花にしようか？・・・と市場を何度も歩き周りました。
目に留まった“淡いオレンジのグロリオサとトラの尾のような大きなブットレアの花”。選び抜いた甲斐あって、とても喜んでいただきました。

更新日： 2008.06.24 (Tue)