ハロウィンは大晦日?

明日31日は、ハロウィンですね。以前にもお話しましたが、ハロウィンは元々ケルト人の民族行事。彼らにとっては、収穫の秋で一年は終わり、11月1日(万聖節)が一年の始まりとなります。つまり、10月31日は大晦日、前夜祭なのです。人々はこの日にお墓参りをし、先祖の霊が戻ってくるのだそうです。日本のお盆のようですね。この日は、ご先祖様だけでなく、魔女や悪霊も生き返り、それを追い払う為仮面をかぶり、光を灯したそうです。
久々にKIHANAレッスンに登場したハロウィンアレンジは、おもちゃのかぼちゃのお化けがいっぱい。つるうめもどきで組み立てた骨組みに、花たちを放射線状(ラディアル)に配置。ヨーロピアンデザインのテクニックを取り入れながらも、お子さんから大人まで楽しめるデザインとなりました。
11月1日からは、KIHANAレッスンも新コースが正式にスタートいたします。こちらのホームページ、レッスンコースでご確認下さい。

更新日: 2010.10.30 (Sat)


本日は大掃除

今日水曜日は、レッスンをお休みしてスタッフの岩井さんと石間さんと大掃除です。週末に実施予定のフラワーデザイナー資格検定試験で試験会場となる希花亭。普段は、プリザーブドフラワーのミニショップ、新作の展示スペースとなるギャラリーは花束の審査会場に。そして事務室は、審査員の先生方の控え室となります。事務室として設計されたこの部屋は、今はクリスマス、お正月、ブーケ、レッスンなどの資材倉庫状態。その為、掃除といってもまず整理から。どこから手を付け、どこに隠す(笑)…片付ければ良いのでしょうか。
それにしても、気がかりは週末のお天気。台風の進路が心配です。昨日のレッスンでは「私達、泊り込んでも、歩いてでも、試験を受けます」という力強いお言葉。何とか無事に、試験を実施出来るように祈っています。今出来ることは、皆さんが心地良く受験出来るよう、お掃除を頑張ります。受験される皆さんもうすぐです、体調管理気を付けて。皆さん応援宜しくお願いします。
写真は、前述のコーンスタイルアレンジの“ミラ”のアップです。星形のお花が可愛いですね。

更新日: 2010.10.27 (Wed)


コーンスタイルのアレンジ

今、希花亭の玄関に飾られている生花のアレンジメントです。トクサを芯し、クレマチス、ライスフラワー、オーニソガラムがスパイラル状に昇っていく作品です。
以前、レッスンで使ったトクサをご覧になった生徒さんが、「昔はこれで歯を磨いていたんだよね」と教えて下さいました。そういえば、ザラザラとした表面はサンドペーパーのような質感です。トクサを砥草と書くのもその云われなのでしょうか…調べてみたら、今でも茎を煮て乾燥させたものを紙やすりとして使用しているそうです。音楽家の滝廉太郎先生は、トクサで爪を磨かれたそうです。少し驚きました。
節のあるその姿は、柔らかな竹といった感じで、水に浸けておけば節から根をはやし、何人もの生徒さんがお庭で育てていらっしゃいます。この頃は、海外でも栽培されているようで、欧米の日本庭園ブームによるのでしょうか…前にもご紹介した、姉と私の小学生時代の家庭教師糟谷先生のご主人もドイツの方ですが、日本庭園がとてもお好きだとのことでした。

更新日: 2010.10.27 (Wed)



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