七色・花リレー 作品レポート No.6 Blue

皆さんからよく言われたのは、「どれも素敵で、どれも違うね」という感想。今回は1日に11作から13作、7日間合計約80作を展示しました。初夏の頃の打ち合わせ、素材選び、制作と何か月もかけてじっくりと作り上げていきます。その時大切にしているのは、皆さんが何を表現したいかということ。打ち合わせのおり、まったくイメージが浮かばない場合でも、何か一つ口にされたことをきっかけにデザインを膨らませていくことが出来ます。
写真は菅沼さんの青竹の作品。ご自宅では玄関に置かれるのですが、会場では吊り花にして飾ってみました。吊り花にすることでその下に生まれた空間には、今夏にクリエイティブデザイン科でレッスンされた枠組みのアレンジを展示しました。この桔梗の作品は、希花亭の化粧室に飾られた生花の枠組みのアレンジを気に入られた菅沼さんが、プリザーブドでもレッスンしたいとリクエストされ私がデザインしたものです。6月のレッスン日記でご紹介しています。
この続きは、おすすめフラワーでご紹介したいと思います。

更新日: 2015.10.12 (Mon)


七色・花リレー 作品レポート No.5 Blue

元々生け花から花の世界に入った私にとって、一週間前期、中期、後期と花を生け替えることは経験していたのですが、毎日変わるということは初めてのこと。今まで見たことのないことでした。その中で私がお伝えしたかったのは、お花の美しさ、色の鮮やかさ、そして私たちの手を通して生まれるデザインの面白さでした。
写真は濱田さん制作の和風ブーケ。とても繊細な作品の為、より引き立つようオリジナルのブーケスタンドをご提案しました。

更新日: 2015.10.12 (Mon)


七色・花リレー 作品レポート No.4 Blue

リレー2日目は青色をテーマに作品を展示。写真は中央大作です。よくあばれたそけいの枝、グラジオラス、リンドウ、トルコ桔梗、クレマチスのお花で表現したのは、“雁渡”。9月から10月に吹く北風で、この頃、雁が渡ってくるのでこう呼ばれたそうです。この風が吹くと、急に秋らしくなり海も空も澄み渡るとか。別名青北風(あおぎた)。
前日夕方5時からのリレー交替では、こちらの生花大作の生け込みを見ようと皆さんが集まって下さり、軽いデモ状態。見かねた姉からの、「緊張するから見ないでやってね」という声に苦笑いです。ご覧いただくのはとても嬉しいのですが、場所はメイン入口、まだ営業時間内の為、お客様が通られます。それが気がかりの生け込みでした。同じフロアのイベントスペースに販売に入られていた方もお仕事そっちのけで、「特等席だね」と言って毎日ご覧いただきました。松坂屋さんの方からのお話によると、お二人とも全国の有名デパートを回られて、とても目の肥えた方。その方に絶賛されるのは凄いですねとのことでした。そんなことを言っていただけて本当に嬉しいです。
実はこの器、二年前の繋ぐ展で使ったもの、お気づきでしたか?

更新日: 2015.10.10 (Sat)



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