フラワーデザイン展繋ぐレポート No.9 ロウグチ

この氷のリース、デザイン画の段階からぜひテッセンを…と思っていたのですが、市場ではもう時期も終わり。いつも初夏にロウグチを取り扱ってみえるお兄さんも、もちろん無理とのことでした。
そんな時、アクトフローラさんで見つけ、「11月の終わりの作品展に大丈夫?」と伺うと、たまたま九州の生産者の方が市場におみえで、「ありますよ」とお返事をいただけました。おかげで作品展では、最初のイメージ通りに生花のロウグチを使うことができました。嬉しい偶然の出会いでした。
そして作品展には、アクトフローラの神野さんにお越しいただけました。ベゴニア、ハゴロモジャスミン、シキミア、ビバーナムティナスなど、アクトさんで仕入れたものが会場にはいっぱいあったんですよ。

更新日: 2013.12.07 (Sat)


フラワーデザイン展繋ぐレポート No.8 涼 氷のリース

赤の大作と白の大作の壁面に囲まれた空間には、直径150センチの丸いテーブル4個に作品が展示されました。
その中の一つ、クリスタルアイスとアクリルで制作した氷のリースです。プリザーブドのアジサイ、ドライのルリ玉アザミ、アーティフィシャルのビオラに加え、グラスチューブには生花のベルテッセン“ロウグチ”をアレンジしました。
それぞれのアクリルには穴が開けられ、グラスチューブが入っていたのですが、この穴が微妙に合わず…ハプニングがありました。結局、グラスチューブをアクリルメーカーさんに特注で作ってもらい一件落着。こんな風に一作一作色々な事件があり、一つ一つ乗り越えてきたのです.

更新日: 2013.12.07 (Sat)


フラワーデザイン展繋ぐレポート No.7 赤と白の大作

赤の大作の反対側の壁面には、通称白大作といわれる白ローズペダルの作品があり、二つは冬をテーマにした連作でした。そしてどちらも大変だったのが、最後の仕分け作業です。
まずローズペダルの板を一枚ずつ設営の壁面からはがし、裏に書かれたお名前を確認しながら、用意してあった制作者の名前の書かれた箱へ。それからバラや他の花たちを詰め、挿し替え用のフォームにアクアグルーを配布します。それを30名以上に分けなくてはいけません。他の作品も同時に仕分け作業をしているので、スペースが限られていて、箱を積んだり、探したり、大変でした。
何だか一瞬に無くなってしまった作品が、皆さんの撮影して下さった写真や、記憶の中に残っているのだと思うと、沢山ご来場いただき、撮影していただいてありがとうという感謝の気持ちでいっぱいです。
撮影していただいた方の中には、年賀状などに載せたいというお声も聞かれます。よろしければ、“KIHANAフラワーデザイン展 繋ぐより”などの記載をお入れいただければと思います。ご希望の方は、あらかじめご連絡をいだだきますようお願いします。
Shopホームページ、Newsでも、作品展繋ぐの出展作品をご紹介しています。引き続きレッスン日記、おすすめフラワーでもご紹介します。ご覧下さい。

更新日: 2013.12.05 (Thu)



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