残暑

暑いですねとしか挨拶が思い浮かばなかった今夏ですが、お盆過ぎからツクツクボウシの声が大きくなってきました。希花亭は長閑な地域にあるせいか、このところ朝夕は少し涼しさを感じます。9月も残暑は厳しいとのことですが、ちょっぴり季節は秋に変化しています。
画像はニューサイランとヒマワリ。夏のレッスンで使用した花材です。8月中にご紹介したいと思いつつ31日になってしまいました。ヒマワリというと夏の花の代表のようですが、今は種類も増え、秋色のものも登場し長い期間見かけるようになりました。春の花、夏の花と季節感も大切ですが、種類が増えて長い期間お花が楽しめるのも嬉しいですね。

更新日: 2023.08.31 (Thu)


ムベの実

7月の生花レッスンではニューサイランやミニ蘭、モンステラなどを使っています。作品はレッスン日記でご紹介しています。教室の庭の蔓ものやムベの蔓も使いました。画像はムベの実です。レッスンでは実を使用しなかったので飾って皆さんにご覧いただきました。
画像のムベ(郁子)の実は緑ですが、熟すと赤紫色になります。アケビとよく似ていますが、熟してもアケビのように半分に割れません。古くから長寿の実といわれ縁起物とされてきました。天智天皇が今の琵琶湖畔近江八幡市付近に狩りに出かけた際、とても元気な老夫婦に会い、どうしてそんなに元気なのかと尋ねたら、この実を食べているからと差し出されたそうです。天智天皇は実を食べられ、「むべなるかな」(そのとおりだな)とおっしゃったとか。そこからムベといわれるようになったと伝わっています。古くから昭和50年代までは皇室に献上されていたそうですが一旦途絶え、平成に入ってから近江八幡市の皆さんが献上を復活され毎年続いているそうです。ただ今は食用としての栽培も少なく、山に自生しているもの、庭木などに利用される観賞用がほとんとのことでした。

更新日: 2023.08.28 (Mon)


ポップアップが終わった翌日、教室では制作が続いていましたが、午後はアーティフィシャルフラワーメーカーさんへ仕入れに出掛けました。レッスンの資材やご注文いただいた作品の花材選びです。
仕入れの帰り道、虹を見ました。虹ってすぐに消えてしまうイメージでしたが、思ったより長く、そしてとても大きくて綺麗でした。疲れ気味でしたが、元気をもらった感じです。思わずはしゃいで車の助手席から撮影しました。愛・地球博記念公園モリコロパークの観覧車と虹です。InstagramやFacebookにも投稿しましたが、知り合いやフォローしている方の中にも画像をアップされている方がみえました。

更新日: 2023.08.20 (Sun)



お花の教室希花亭ページ上部へ