杉玉

昨年の末くらいでしょうか。一般社団法人WOODEALER豊田さんから作品制作のご相談を受けました。お正月明けにウッディーラーさんの事務所にお邪魔してお話を伺い、杉玉を作り作品に使うことを提案をしました。
杉玉というと造り酒屋さんの軒下に2から3月頃飾られます。それを見ると新酒ができたと思います。元々はお酒の神様に感謝を捧げるものだったそうです。緑の杉玉が薄い緑色になる頃は夏酒の季節。枯れた茶色になる秋頃はひやおろしの季節。季節の移り変わりと共に変化する杉玉を見て新酒の熟成の度合いを知る。日本酒造りの時期と杉玉の色は同調しているといわれます。
ご提案した杉玉は酒屋さんに飾られるものとは少し違うデザインですが、ウッディーラーさんも私も杉玉制作は初めてのこと、とりあえずお互いに作ってみることになりました。2月になるとスギ花粉の季節、その前に急遽花粉の付いていない杉を切っていただき、希花亭で制作した杉玉がこちら。直径約60センチですが、実際に見るともっと大きな感じがします。

更新日: 2022.03.13 (Sun)


ミモザリースとチューリップ

たっぷりと水をはったガラスの器にミモザリースをセットしました。そしてチューリップをアレンジしています。チューリップの表情が次々に変わり楽しいアレンジです。ミモザはドライになりますが、それもまた素敵です。
でもリースって意外と制作が大変。時間もかかるし、ミモザの量が沢山いりますね。2月のKIHANAヨーロピアンデザインコースではミモザをアレンジに使いました。リースにしなくてもちょっとしたことで人気のミモザを楽しむ方法はあると思います。

更新日: 2022.03.11 (Fri)


テタテト水仙

2月のレッスンで使用した球根の付いたミニ水仙、先日庭に植えてみました。テタテト(テタテ)水仙です。
Tete a Teteはテタテ、テタテート、ティタテイト、ティタティタ、チタチタなどカタカナ表記は色々。teteは古いフランス語で頭という意味の単語で、頭を寄せ合う様子を表しているそうです。Tete a Teteはフランス語で内緒話、差し向かいでと約がありました。外交用語で通訳のみを介した一対一の会談をテタテ会談というそうです。こうして眺めると可愛い水仙が頭を寄せ合って内緒話をしている様子にみえませんか。

更新日: 2022.03.11 (Fri)



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