天王祭 受け継がれるもの

山車が到着すると、お子さん達が笛や太鼓でいつもの演奏を聞かせてくれます。我が家のお隣の床屋さんのご主人は、お子さん達を指導する厳しい笛の先生なんです。演奏が終わると、「良い子達が育ってくれた〜」と感慨深げ。きっとこの子供達も何十年後には、お隣のご主人のように“祭の男”になるんですね。こうやって地域の祭が受け継がれていく。素敵です。

更新日: 2010.07.12 (Mon)


天王祭 おてんのさん

7月10日土曜日はこの地区の天王祭(お天王さん)でした。はっぴを着た沢山の子供達が山車を曳き町内を歩きます。レッスンを終え、皆さんが帰られた自宅脇の駐車場にも必ず立ち寄ってくれます。明るく元気な声が響き、みんな笑顔です。毎年7月15日前の土曜日がお祭の日となり、梅雨真っ只中。今年は朝からお天気でしたが、いつもは曇り空。今日は大丈夫かな〜と思っていても夕方には必ず雨がやんでなんとなく行うことの出来るお天王さん。夏の厄病除け、災厄除けのお祭のようです。町内皆の家内安全、無病息災、子供達が元気に育ちますように。そんな願いの込められたお祭なんですね。
また、稲作を中心として生活してきた日本人にとって、大切な水。秋の実りを願い天の恵“水”のお祭ともいわれているようです。

更新日: 2010.07.12 (Mon)


ホタルブクロの花

自宅駐車場のフェンス脇に今年もホタルブクロが花を咲かせました。「えっどこに?」というくらいにひっそりと、アイビーの群れの中で花を咲かせています。そのひっそりとした佇まいが、控えめに下向きに咲く花ホタルブクロにピッタリです。原産地は、日本、朝鮮半島、中国。名前の由来は、子供が花の中にホタルを入れて遊んだとか、ぶら下がって咲く花を提灯に見立て提灯の古語の火垂(ホタル)からなど説は色々あるようです。地方によっては、チョウチンバナ、ツリガネソウと呼ぶことも。
よく見かけるカンパニュラ(釣鐘草)は、お花が上向き、横向きに咲き、原産地は地中海沿岸。以前生け花の先生が、西洋カンパニュラとか西洋釣鐘草と言って区別してみえました。同じキキョウ科ホタルブクロ属ですが、和と洋となんとなく感じる風情も異なりますね。

更新日: 2010.07.10 (Sat)



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