京都レポート No.5

前述のベースに直径90センチの椿のリースをかぶせ、お花はグラスチューブを使用しアレンジしていきます。選んだのは、シンビジューム、ビバーナム、クリスマスローズ、セダムというグリーンの同系色のお花です。
こちらのベースは、作品展“繋ぐ”で登場したベースと同じサイズ。その時は白と黄色の紙を交互に貼り合わせたのですが、そんなKIHANAの面白い作品展のお話もご紹介しました。作品展であの作品を担当された皆さん、懐かしいですね。

更新日: 2016.03.07 (Mon)


京都レポート No.4

2作目は、円をテーマに4分の1の段ボールを繋げて大きなドーム状に。そして青文字の小枝をUピンで固定し、ベースを制作しました。地球の表面が春を迎え草木のグリーンで覆われるというイメージです。
デモの少し前まで、青文字を使うかヤツデの実を使うかとても迷いました。花市場の方に2月の終わりにヤツデの実が入荷するのかお尋ねしたところ、「多分あると思うけど、渡り鳥が来たら一夜にして食べられちゃうんだよね」とのお話でした。私はこれが使いたいと思った花材は、何としても手に入れたいタイプなのですが、渡り鳥がライバルと聞いて今回は青文字を選びました。ヤツデを使ったデザインも素敵なのですが、地球をイメージしたこの作品は青文字を使って良かったと思っています。ちなみにデモの仕入れの時にヤツデを見たら入荷していました。渡り鳥には食べられていなかったようです。

更新日: 2016.03.07 (Mon)


京都レポート No.3

今回のデモンストレーションのテーマは今の季節春、そして形にスポットをあてて展開しました。
まずは丸、三角、四角の三角トライアンギュラーからスタートです。せっかくなら今冬のお正月花レッスンでデザインした私のオリジナルのアクリル花器をと思い、高さ80センチ、横幅160センチもある大きな大きなアクリルを用意しました。この器が登場すると、観客席からワァ〜っと歓声が上がりました。そして表を向けると、椿の葉をかたどった雪景色と冬枯れた枝。そこに花咲かじいさんのように花を咲かせる演出にしてみました。スイートピー、ルピナス、ピンポンマム、ラナンキュラス、アスチルべ、イキシアと白から桃へのグラデーションの花で、梅、桃、桜の春を代表する花が咲き乱れる演出は、皆さんに喜んでいただけたようです。矢頭さんのお姉さまでニューヨーク、日本でご活躍の舞踏家の中山知先生からも「何だかダンスをしているようだった」との感想をいただきました。

更新日: 2016.03.03 (Thu)



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