新緑の会

希花亭の庭も木々の若葉が美しい季節となりました。今は、花梨の花が咲き、紅葉の若芽もすくすく、ぎほうしの葉はいつの間にこんなに大きくなったのかと、植物の成長の早さに驚いています。
風薫る五月ももうすぐです。外を歩いていると、風に運ばれた若葉の香りを感じます。風薫るとは、漢語の薫風を訓読みして和語化したもので、元々は花の香りを運んでくる春風を指していたのが、段々青葉若葉を吹き渡る爽やかな風を指すようになったといわれています。桜の季節から夏に向かう間の新緑の季節にぴったりの言葉ですね。そしていよいよ新緑の会も近づいてまいりました。
こちらの会、昨春4月の桜の会の第2弾、希花亭内のイベントです。昨春は、お昼の部の花見の会、夜の部の夜桜の会の2回でしたが、今年は、平日の午前の部を増やし、3回開催いたします。教室から庭のグリーンの木々を眺めながら、それに負けないくらいギャラリー、壁面、テーブルを皆さんで飾ります。お楽しみに。

更新日: 2013.04.18 (Thu)


バラの季節

バラの美しい季節がやって来ました。
先日は、杉浦さんが普段どうやって使ったら良いのか悩んでみえるというガラスの器でレッスンされました。そこで、香りの良いバラと同系色のカラー、新芽の美しい山吹の枝をご用意しました。
ワイヤーをネット状に、器の上部に取り付け、上部には吸水フォーム、下部にはたっぷりの水を入れ、ガラスの透明感を活かす演出です。この季節の枝物は水が下がりやすいのですが、この方法なら水を直接吸わせることが出来るので、とても良い方法なのです。
このバラは杉浦さんのレッスンに仕入れたものですが、他のコースの皆さんから「いい香り〜」と大人気。皆さんのお庭のバラの話で盛り上がりました。

更新日: 2013.04.15 (Mon)


木瓜の花

KIHANAガーデンで満開を迎えている木瓜(ボケ)の花です。
随分前に、真紀さんからいただいた木瓜、毎年綺麗な花を咲かせてくれています。
木瓜は中国原産。11月頃咲くものを春に満開を迎えるものと区別して、寒木瓜と呼ぶそうです。名前は実の形が瓜に似ているから木瓜と書いて、モッカ、ボッカと呼んでいたのがボケとなったと言われています。ピンポン玉くらいの木瓜の実は、ジャム、焼酎漬けの薬酒、漢方薬にも用いられ、筋肉痛、痙攣、疲労回復、血行不良など効能は様々のようです。
自生している木瓜は、草木瓜と呼ばれ、木瓜より背丈が低く、棘が多く、実は小ぶりでつるつるしているとか…。一口に木瓜と言っても、沢山種類があり難しいですね。

更新日: 2013.04.10 (Wed)



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