夏のお祭り 天王祭 No.1

昨日土曜日レッスンを終え、岩井さん、直子さんと希花亭の門を出ると法被を着た男性の姿がちらほら…恒例のお天王祭りでした。ちょうど二年前、こちらのページでもご紹介した、夏の厄病退散と無病息災を祈るお祭りです。お囃子をならし、沢山の提灯を灯して地域を回り、氏神様へ向かいます。希花亭の駐車場になっている自宅東側のスペースに、今年も大勢の方が集い、子供達の山車に、笛、太鼓の演奏が鳴り響きお祭りムードとなりました。
そんな中、沢山の人の声と、お囃子の音におびえる我が家の猫みーちゃんは、隠れ家、クローゼットの奥スペースに身を隠し…ひっそり。みーちゃん、お祭りだよ〜怖くないよ…。
(天王祭は、2010年7月12日におすすめフラワーで、3記事ご紹介しています。)

更新日: 2012.07.15 (Sun)


万両の花

6月にこちらで南天の花をご紹介したことを覚えてみえますか?その時から気になっていたのが万両。いぜんとして赤々とした実を付けている万両ですが、よく見ると葉の間に、沢山の白い小花を発見しました。この可憐な花が新しい実となりさらにその上に葉を付け、やがて現在の実は落ちていくんですね。こうやって段々成長していく万両ですが、実の中には落ちないまま2度目の冬を迎えるものもあるようです。時々、二段に実がなっているものを見かけますが、前の年の実が残っているということでしょうか…亀は万年といいますが、何だか万両の名にぴったりの気がします。
南天の実や千両の実は鳥に食べられてしまうことが多いのですが、万両は南天に比べ背丈が低いことと、千両と異なり葉が実の覆いになって食べられにくいのではと考えられます。今も赤い実を付けている万両ですが、引き続き観察したいと思います。

更新日: 2012.07.12 (Thu)


アネモネバージニア

こちらは市場で仕入れたお花。秋明菊のようにも見えますが、アネモネバージニア。蕾を沢山付けているので次々と花を咲かせ、夏のこの時期、希花亭の玄関に涼をもたらしてくれます。このアネモネバージニアは、秋明菊と同じキンポウゲ科アネモネ属に属し、春から初夏に花を咲かせることから春咲き秋明菊と言われることも。秋明菊は、菊と名前に付きますが菊の仲間ではなく、アネモネの仲間です。Japanese anemoneといわれることもあるそうです。アネモネとはギリシャ語で風を意味する言葉が語源とか。アネモネバージニアや秋明菊の細い茎と、可憐な花が風になびく姿にピッタリです。
ギャラリーにディスプレイされている枝の作品ですが、三室さんはハンギングの作品、山内さんはこちらのミニサイズをレッスン中です。山内さんの作品の枝の長さは5センチほど。まるでチョコレートの小枝みたい、間違って食べてしまいそうです。お二人の作品が完成したらレッスン日記でご紹介します。ギャラリーのハンギングの作品は、おすすめフラワー6月5日、レッスン日記7月3日の記事でご紹介しています。

更新日: 2012.07.10 (Tue)



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