南天の花

そろそろ梅雨入りとの予報ですが、今希花亭の庭でひっそりと花を咲かせているのが南天。南天といえば、“難を転ずる”に通じることから縁起が良いとされます。子供の頃、はらんの葉もそうですが、お重箱に詰めたお料理に飾られていたことを思い出します。防腐作用があるのだと教えられました。今でも、お祝い事のお赤飯に飾られているのを目にします。厄除けの意味からなんだそうです。以前レッスンで南天のリースを作りましたが、飾っておくと鳥が身を食べにきて微笑ましかったです。熟して甘酸っぱいから好き…鳥も綺麗な赤い実に誘われるのですね。写真の白い蕾。花びら6枚からなっていて、花が開くと黄色いおしべと白いめしべが現れます。写真でも少し黄色が写っていますが見えますか?赤々とした実に対して、小さな白い花が可憐です。
南天の花に気付いたら、気になりだしたのが万両。昨冬のお正月花レッスンでは、希花亭の万両を切り、皆さんに使っていただきました。こちらの万両、まだ冬と同じ、赤々とした実を付けているのです。いったいいつまでこの状態なのでしょうか?暫く観察してみます。またお知らせしますね。

更新日: 2012.06.08 (Fri)


ハンギングデザイン

6月のギャラリーを飾るハンギングの作品です。
ベースは桜の枝、そしてフリチラリア、サギ草、ベルテッセンなどの繊細なアートフラワーにシンビジウムなどのプリザーブドフラワーで仕上げました。こちらは枝にドリルで穴を開けワイヤーで吊り下げていますが、更に作品を一本の枝に掛けることで大きなギャラリーの壁に緊張感を与えています。吊るしの作品はやはり動きがあり、私も大好き!久々に作ってみました。
今月のKIHANAヨーロピアンでは、アクリルとグラスチューブを使用した透明感のある作品に挑戦します。特注したアクリルのベースが、先ほど無事に届きました。皆さんお楽しみに。

更新日: 2012.06.05 (Tue)


日本橋フロールエバーギャラリーへ No.2

私と姉は、フロールエバーギャラリーを出て、日本橋あたりをぶらり。CREDO室町、千疋屋、マンダリンオリエンタル…
写真は、COREDO室町1Fの箔座日本橋さんで見つけた“金箔蜜飴”。パッケージも上品でとても気に入り、岩井さん、真紀さん、直子さんのお土産に決めました。そして私は、レッスン中に気軽に出来る箔で飾られた指輪を購入。軽いので、邪魔にならない感じです。
実は、東京駅からフロールエバーギャラリーへ向かうタクシーの中から、“日本橋鮮魚市場”というお店を発見。どうしても気になるという姉に連れられ、歩いて戻るとビルの1階にお魚市場がありました。入ってすぐに目に留まったのはウニ。「すご〜くお値打ちだよ〜」とお店の方。確かにどれも新鮮でお値打ち。「遠いので…」と私達。「大丈夫、氷を入れるから」とお兄さん。でも…帰りの新幹線、氷がとけて水浸しになったところを想像し、二人でこっそりお店を出ました。ぜひ今度は築地へ立ち寄ってみたいです。

更新日: 2012.06.03 (Sun)



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