プリザーブド胡蝶蘭無事届く

お正月のプリザーブド作品に使用するプリザーブド胡蝶蘭です。実は9月から注文していたのですが、そちらが入荷せず、別メーカーさんに作っていただきました。昨日無事に届き一安心です。
昨秋には、台風でメーカーさんのビニールハウスが飛んでしまい、入荷数が足りず、寂しい思いをしたことが思い出されます。今年は、無事に入荷してね…と祈る思いで待っていたのですが、やはり今年もハプニングがありました。皆さんのお力をお借りして、別メーカーさんから新発売となる胡蝶蘭をお願いすることが出来ました。素敵に仕上がった胡蝶蘭を目にし、感激です。
従来のプリザーブド胡蝶蘭は真っ白に近いのですが、より生花に近づける為、中央部を淡いクリーム色に染めていただくよう特別にお願いすることも出来ました。KIHANAスペシャルです!とても良い出来で、その間お助けいただいた皆さん、本当にありがとうございます。でも…まだまだ祈る日々は続きます。入荷した胡蝶蘭は、100輪ほど。あと200輪近くは、これからです。無事に仕上がるのを首を長くして待っています。

更新日: 2010.12.04 (Sat)


今年もありがとう

晩秋の庭に彩りを添えてくれた真っ赤なモミジでしたが、夜からの雨で殆ど散ってしまいました。昨日まではとても良いお天気で暖かく、そろそろ終わりとなる紅葉を観にお出掛けになられた方も多いのではないでしょうか。一昨日、昨日とレッスンはお休みでしたが、ひっそりとした庭に真っ赤な絨毯を敷き詰めたようで、思わず感動。“そうだ京都に行こう”というフレーズを連想させる景色でした。あまりにも綺麗なので、お掃除前に撮影してみました。普段は、スタッフにお任せのお掃除ですが、お休み中は私もモミジ掃除に勢を出し、大きなゴミ袋へせっせと葉を運びます。それにしても、裏庭や洋風ガーデンなど凄い葉の量です。10袋くらいになるかも〜と心配していると、手伝ってくれた姉がギューと圧縮。さすが!慣れてる〜。自宅の庭にも何本かモミジがあり、こちらはまだこれから散りだすものもあり、もうしばらく姉はモミジと格闘です。せっかく買ったお庭用の掃除機ですが、庭師さんのようには使いこなせず.…箒と塵取りがたよりです。少し汗をかき、良い運動になりました。すっかり枝だけになったモミジを見ながら、又来春、桜吹雪の頃に、赤ちゃんのような瑞々しい新芽に出会えるのが楽しみになりました。

更新日: 2010.12.03 (Fri)


緑竹いただく

こちら竹の研究家、解語玄先生からいただいた緑竹です。竹というと、丈夫な根を張ることで知られ、「地震が来たら竹林へ逃げろ」と言われるくらい。その一方で、根を張り巡らし周囲に広がることから庭に植えることを躊躇する方もいらっしゃいます。我が家も竹と伺い、皆が心配しました。でも、よくお話を伺ってみると、こちらの緑竹は、一株から放射状に広がるので、その心配は無いのだそうです。その上、何よりも春には美味しい筍が採れ、あくも無く生のまま食べられるのだそうです。楽しみです^^
先生は、こちらの竹を愛知県で広めたいと活動中。試してみてと我が家にも届けてい下さいました。せっかくなので竹について色々質問させていただきました。かつて生け花の先生から、「竹の葉を生き生きと保つ為に、穴を開け中の空洞に水を入れておくと良い」と教えていただいたことがあります。そのことについて伺うと、先生曰く、「竹を表から見ると節が2本ずつみえるでしょ。水を吸い上げるのは節の下の線のところ。だから水は、節と節の間全部に入れて、漏れないよう穴をふさいでおくことが大切。そうすることで、青々とした葉を数ヶ月保つことが出来ますよ」とおっしゃってみえました。それにしても、この筍が食べられるまであと3年くらいかかるそうです。人も、花も、竹も、時間を掛けて成長していくものなのですね。

更新日: 2010.12.01 (Wed)



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