旧友との再会 No.2 ハープの音色

こちらの絵画展では、1日に3回朝子さんのハープ演奏が行われます。マリー・アントワネットが愛し、皇后美智子様も演奏されるというハープ。なかなか普段目にすることのない楽器ですが、朝子さんは中学の頃にはもうレッスンを始めていたそうです。久々の再会で、昔のようにおしゃべりを楽しみ、「朝子ちゃん、変わってな〜い」と感動し、いよいよ演奏がスタートです。
朝子さんがハープの弦に触れると、優雅な音色が響き渡り、空気が澄み渡るようで…私は何だか涙が溢れてしまいました。私だけでなく、感激して涙を浮かべてみえる方が他にもみえました。48本の弦と7つのペダルで美しく奏でられる曲目は、アイルランド民謡「庭の千草」、ガブリエル・フォーレ「ハープの為の即興曲」、ドニゼッティ「ランメルムーアのルチア」よりハープカデンツ。曲の間には、曲の云われや演奏の方法などの説明もされ、それに頷きながら聞き入っていました。「中学時代から今まで、そしてこれからも、ハープと共に生き、闘っている」という彼女の言葉に、またまた感動です。パワーを貰いました。

更新日: 2010.11.05 (Fri)


旧友との再会 No.1 優しい絵

昨日木曜日は、希花亭の定休日。私は友人のお父様が主催される建築と絵画展へ行ってまいりました。中学、高校時代の友人、神谷朝子さんは現在ハーピストとして全国で活動されています。ご案内状をいただき、朝子さんの演奏が予定されていると知り、久しぶりにお目にかかりたくて出掛けて来ました。
建築家のお父様が個展を開かれるのは今回が二度目。ご自分の今まで手掛けられた建物の写真の他に、上高地、熊野など日本の山々や、モロッコ、スペインなど外国の風景を描いた沢山の絵画が展示されていました。「優しい筆使いと、色使いですね」と朝子さんに尋ねると、最近は穏やかな絵を描かれるとのことでした。お写真のご夫婦のお姿からも、優しさ穏やかさを感じていただけると思います。お互いを思いやるご家族の温かさに溢れた素敵な空間でした。

更新日: 2010.11.05 (Fri)



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