柿と蜂

先日、希花亭の生き物たちについてご紹介したのですが、今年とても悩まされていいるのがあしなが蜂。金曜日には、市場で仕入れた竹を直子さんが外でカットしてくれていると、教室前の長いひさしの下に蜂たちが群がっているのを発見。慌てて害虫駆除の業者さんを探し、依頼してみました。翌日土曜日に来て下さった方が、スプレーで駆除されたのですが、どうも柿の甘い香りに誘われ集まってくるようなのです。業者さんはビニール袋にかなりの量の駆除した蜂を入れて、「これ以上は無理だよ、あとは柿の実が無くなるのを待つしかないよ」とのこと。
この柿の木は、希花亭が建つ前からあり樹齢100年以上にはなるという大きなもので、今夏は何年かに一度の豊作のようなのです。かなり実が落ち、掃除が大変な状況ですが、見上げればまだまだ実はいっぱい。早く色づいて鳥が食べてくれるのを待つしかないのでしょうか…。ただ蜂は、柿の実が目的なので、「手ではらったり、攻撃しなければ危なくないよ」とのお話で少し安心しました。
そんな中、昨夕は父が黒っぽい蜂蜜を取り出していたので、「そんなに黒いのが蜂蜜なの?」と聞くと、蜂は蜜を吸う花によって蜜の色が違うという話になりました。話しながら私は、ふと希花亭の蜂の蜜の色が気になりました。

更新日: 2012.09.02 (Sun)



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