KIHANAガーデンの藤袴 No.2

秋の七草の一つ藤袴。決して目立つ存在ではないけれど、私の大好きな花の一つです。通常は、ピンク色のような藤色で、花弁の形が袴に似ていることからこの名前が付けられたそうです。桜餅のような香りがする為、中国、唐の時代にはかんざしのように髪に一輪飾ったり、香袋として利用されていたようです。日本でも、平安時代の女性は、茎や葉を干して水に浸け髪を洗ったとか。また武士が戦に赴く時の身だしなみとして、兜に藤袴の香をたき込めたと言われています。KIHANAガーデンの藤袴は白色。今回のハロウィンのレッスン作品にも、こちらの藤袴を使ってみました。昨夜のレッスンにいらした吉川さん、「何だか作品に合いますね〜」と一言。嬉しいです。

更新日: 2010.10.13 (Wed)


KIHANAガーデンの藤袴 No.1

月曜日に購入したかぼちゃでデザインしたアレンジは大好評です。プリザーブドフラワーのレッスンにいらっしゃった菅沼さん、川久保さんも作品をご覧になりハロウィンの思い出話に。菅沼さんはこの時期になると、大きなかぼちゃを購入され、お子さんと中をくり抜きキャンドルを灯し、ジャック・オー・ランタンを作られていたそうです。KIHANAレッスンでも以前かぼちゃをくり抜き楽しんだことがあるのですが、節分や重陽の節句など日本の行事だけでなく、色々な国や民族の行事を小さな頃から大切にされ楽しむ習慣を持つことは素敵なことですね。この日初めて知ったのですが、川久保さんと菅沼さんは静岡に住んでみえたことがあるそうです。ご縁ですね。
実は、私も菅沼さんとはお花のご縁があるのです。私たち姉妹がお世話になった、生け花の近藤米翠先生は菅沼医院さんのご親戚。茶花のデモがあった時、菅沼さんのお庭のお花をいただいたことがあるのです。今回はレッスン後、菅沼さんが診療室に飾られるお花を探しにKIHANAガーデンへ。今年の猛暑で枯れてしまったものも多い中、白色の藤袴は元気良く秋風に揺れています。希花で育った藤袴と市場で仕入れたシンフォリカルポスの桃の実を医院に飾って下さるそうです。何だかかつてお世話になった、お返しが出来たような気がします。

更新日: 2010.10.13 (Wed)


“香り”のプレゼント No.2 香茸

今、倉橋さんのピエロさんをおすすめフラワーの記事に更新していると、我が家にもう一つ香りのプレゼントが届きました。なんと珍しい“香茸”というキノコです。私の手よりかなり巨大なものも含まれています。「足助の山に10年ぶりくらいに香茸が出た」ということで、自称キノコ名人の方が持って来て下さいました。9月から10月、広葉樹林内に群生します。これほど香りを放つキノコも珍しいと言われ、松茸同様発生数が少なく、高尚なキノコとして扱われるそうです。
先日このコーナーでご紹介した、我が家に出現したキノコは食べられませんが、こちらは香りも味も松茸に劣らぬそうです。特に炊き込みご飯にすると良いとか。とても楽しみです。

更新日: 2010.10.10 (Sun)



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