KIHANAのお花がディスプレイされます

希花亭の庭も、ムラサキシキブ、柿、南天、花みずきなど実りの季節を迎えています。写真は、花みずきの実です。白やピンクの可愛らしいお花は記憶にあっても、中々この真っ赤な実をご覧になる機会は少ないのでは?葉も綺麗に紅葉し始めました。
一方私は、クリスマスイベントの準備に追われる日々。今、一番欲しいものは、時間。“時は金なり”とはよく言ったものです。70作を越える皆さんの作品の資材の仕入れや試作、会場となるT-FACEさんや印刷屋さんとの打ち合わせ…“一日30時間あればいいのに〜”という気持ちです。
昨日は、市場の仕入れ後、松坂屋豊田店さんの店長さんとマネージャーさんにご挨拶させていただきました。実は、イベント期間中、松坂屋豊田店のメイン入口を入ったところのステージを希花亭の花でディスプレイすることとなりました。
詳しくはまた後日、ご報告いたします。今日は、朝昼夜と3レッスンなので、長い一日になりそうです。

更新日: 2011.10.18 (Tue)


赤い蝶 “Red Butterfly”

こちらの作品、私のオリジナルデザインです。今までのブーケの概念から抜け出した新しい形を…と思い、今秋デザインいたしました。
向かって左側のベルベット部分と、右側の鶏頭の部分、異なる素材で作られた、異なる形状の羽を合わせ、一匹の蝶を表現してみました。
ご覧になられた方は、「どう持つの?」、「重くないの?」と、初めて見る形にかなり戸惑われたみたいです。実は、ベースはワイヤーで編み、ベルベット調の鶏頭の花穂の部分だけを贅沢に貼り合せているので、とても軽く、花嫁さんにご負担のないように作られています。お花は、ミニのグラスチューブ(試験管)で保水を施してあります。
これから秋冬のブライダルに向け、多くなるのがワインボルドー系のブーケの依頼。こちらのブーケは、シルバーやシャンパンゴールドのサテン生地のドレスを思い浮かべデザインしました。
市場でお目にかかる先生からかけていただいた、「あなたの教室に通いたいわ」とのお言葉は、人とは違うオリジナリティを大切にしている私にとって、何よりの励ましのお言葉でした。
教室では、イベントに向け参加される皆さんが様々な作品に挑戦されています。それぞれの作品の素材や、デザインと向き合い、皆さんお一人お一人、その方らしい作品が表現出来るよう、私も頑張ります。

更新日: 2011.10.09 (Sun)


骨組みのデザイン No.2

こちらが完成したレッスン作品です。
“四角形のトピアリー”という題の今回の花阿彌レッスンでは、無数の線が縦横に重なり合い、異次元の空間を作り上げています。
この冬のイベントにも出品される宇佐美さん。「ぜひヨーロピアンデザインらしい、細かい骨組みに挑戦したい」とのことです。何だか今から楽しみです。

更新日: 2011.10.03 (Mon)



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